いよいよ、新のりシーズン到来です。
今年の九州・有明地区は10月17日から海苔の採苗(種付け)が
スタートしました。
カキ殻に、海苔のタネをもぐり込ませてあるのですが、
そのタネは乾燥してしまうと死んでしまうので、
大勢の人で一斉に落下傘(イメージ画像参照)にいれます。
当日は、日差しが強く暑いほどで、18日以降も
気温、水温もやや高めに推移しました。
そのため、種は例年よりもゆるやかに放出された
ようです。
海苔種の放出がよくないと、逆に一気に”ドカ付”
することがあるのですが、全体的に「適性〜薄付」
な付き方だったようで、胸をなでおろしました。
昨年は、高水温の影響で11月、12月の年内生産量
が40%減という大不作に見舞われただけに、
今年はなんとか例年並みを維持してもらいたいです。
やや薄付だったとはいえ、今後の生産期にむけて
病害予防や健苗育成からいえば、かえってプラス材料
となって良品が生産されるのではと密かに期待
しているところです(笑)。
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